「私達夫婦には不妊治療は関係ない」結婚した当初はどのご夫婦もそう思っているのではないでしょうか?
私達夫婦もそう思っていました。しかし、どれだけ待っても自然妊娠は出来ず、本格的に妊活(不妊治療)を始めることに。
いざ不妊治療を始めると、自分達が顕微授精でしか子供を授かれないと知り夫婦で絶望しました。
不妊治療を始める前は、まさか自分達が高度生殖医療に挑戦するだなんて夢にも思っていなかったし、「人工受精以上はしたくない」と思っていたためです。
そんな私達が、なぜ顕微授精を受ける事を決心したのかや、
- 挑んだ治療内容
- 費用
- 不妊治療の苦労
などをこのサイト内で、詳しく解説していきます。今不妊治療をしている方・これから始めようとしている方の力になれると光栄です。
不妊治療の流れ
不妊治療は各夫婦で治療の流れが異なります。
不妊の原因がそれぞれ別の要因があるからです。
主な不妊原因は、
【男性不妊】
- 精索静脈瘤
- 乏精子症
- 無精子症
- 勃起障害
- 染色体異常 など。
【女性不妊】
- 卵管閉塞
- 子宮内膜症
- 無排卵症
- 原因不明不妊 など
私達の不妊治療の流れ
●自己タイミング
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●不妊治療専門クリニックへの通院
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●タイミング指導
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●不妊検査により自身の甲状腺機能低下症、夫の男性不妊の発覚
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●顕微授精へのステップアップ
このように不妊症は、男性・女性それぞれに様々な原因が考えられる為、各夫婦に合わせた治療を行うのです。
不妊治療を始めたきっかけ
私達が不妊治療を始めたきっかけは、結婚して1年ほど経っても妊娠しなかったからです。
まずは基礎体温の計測や生活改善など、自分だけで始められる妊活を開始。その後夫婦で自己タイミング法を始めました。
【基礎体温】
基礎体温の計測を始めてみると、ガタガタで不安定である事が判明。すぐに生活改善を始めました。
【自己タイミング法】
体質改善とともに、自己タイミング法を開始。
- 夫に妊活に関する知識がない
- タイミングを合わせる事が困難
これらの理由から自己タイミング法は困難を極めました。
\まずは夫婦で妊活を始めよう/
基礎体温の計測や自己タイミング法に挑戦しましたが結局妊娠する事はなく、クリニックで不妊治療を始める事となりました。
不妊治療クリニックの記録
病院での不妊治療の記録を残しておこうと思います。
なぜ記録を残しておこうと思ったのかというと、不妊治療を始めた当初同じ治療を経験した人の情報がとても参考になったからです。
初めての不妊治療は分からない事だらけ。
- 病院選び
- 検査の流れ
- 不妊原因
- 治療費
など、調べ始めるときりがありません。同じような治療をしている誰かの記録があれば、参考になるだろうと思います。
私の記録を見る事で、不妊治療への不安が軽減されればと思い記録を残す事にしました。
\初めての不妊専門クリニック選び/
\不妊検査の流れ/
\甲状腺機能低下症ってどんな病気?/
\男性不妊検査の流れや費用/
\体外受精・顕微授精スケジュールや費用/
不妊治療を卒業して思う事
私達の不妊治療は、採卵2度・移植7度で2人の子供を授かる事で卒業を迎えました。
高度生殖医療を受けた人の中では比較的早く、そして複数の児を授かる事が出来たことはとても幸運な事なのかもしれません。
しかしそんな私達でさえ、治療はもちろん対人関係でもとても辛い思いをしてきました。
長い通院時間・高い治療費で家計は逼迫し、世間の不妊治療への理解が低いゆえの心ない言葉に、日々心は擦り減らされていきました。
しかし他の不妊治療をしている方は、私達以上にもっと辛い思いをしていると思います。
治療中はとにかく情報が欲しかったし、周りの理解が深まればもっと治療しやすいのにと思っていました。
私に今出来る事は、自分達の治療の情報を公開する事くらいしかありませんが、治療への理解を少しでも深めて頂き、治療への不安を少しでも軽減してもらう事ができるよう願っています。