私たち夫婦は福岡で不妊治療専門のクリニックに通院する事を検討し始めました。
福岡で不妊治療を行っているクリニックは沢山あり、選ぶのもとても大変でした。
不妊治療を経験し、クリニック選びで重要なのは、
- 診療時間(午後は遅くまで診療しているのか)
- 高度生殖医療(体外受精・顕微授精)を行っているのか
- 治療費
- 予約の取りやすさ
- 患者さんの口コミ
この項目だと思いました。
通院を始めたきっかけや、病院選びのコツ、初診の際の注意点等まとめてみました。
不妊治療クリニックへの通院を検討している方は参考にしてみてくださいね。
妊活4周期で不妊治療クリニックへ
不妊治療を始める場合、通常5~6周期タイミング法を試してから通院するご夫婦が多いと思います。
それなのに、4か月で通院するなんて早すぎない?と思われそうですが、私たち夫婦には不妊症に思い当たる原因がありました。

原因は自分だと思うから、病院で調べたい。
夫は自身の精液に問題がある事を随分前から懸念しており、原因を調べる為に早めに通院を開始しました。
その頃、私の友人が産婦人科でタイミング治療をし、妊娠する事が出来ました。

もし今回妊娠しなければ「 不妊治療専門の病院に行った方がいいよ 」と産科の先生に紹介されたよ。
その話を聞き、やはり専門医に診断してもらった方が良いと思い、クリニックへ行く決心をしました。
不妊治療クリニック選び
帰宅後、産科の医師の紹介してくれた病院を調べる事にしました。
幸い私の住んでいる地域は都心部からも近く、病院はたくさんありました。

調べ始めたのだけれど、 不妊原因が分からないからどのクリニックを選ぶのが自分達に合っているかわからない・・・。
なので紹介してもらった病院が、自分の仕事の時間の都合と合う「午後の診察が19時までやっている病院」だったのでこの病院を選びました。
今になって考えると、病院選びって時間ももちろんですが、
- 診療時間(午後は遅くまで診療しているのか)
- 高度生殖医療(体外受精・顕微授精)を行っているのか
- 治療費
- 予約の取りやすさ
- 患者さんの口コミ
私はこの5つが重要だと思いました。
といっても私は結果的に顕微授精までステップアップしたのでこの5つが重要になったのですが、通院してもタイミング法だけで妊娠する方もいらっしゃいます。
そんな方にとっては治療費など微々たるものですので、治療費等選考の基準になりませんよね。

病院選びの基準も、各夫婦の不妊原因によって異なるんですね。
不妊治療クリニックへ通院開始
不妊治療クリニック 予約編
病院が決まったので、早速電話をしてみる事にしました。
しかし何度かけても電話は繋がりません。
何十回と電話をかけて、やっと電話が繋がりました。

初診のご予約ですね。
最短で●月●日のご案内になります。
予約は取る事が出来たのですが、なんと指定された最短の予約可能な初診日は1ヶ月後だったのです。
実は不妊治療専門の病院って1ヶ月、2ヶ月待ちなんて普通の事なのです。
人気のクリニックでは初診の予約は半年後、なんて事もあるようです。
仕事をしている方で自分の希望日にしか行けない方は、初診の予約を取る事がまずは第一関門になります。

不妊治療を望む夫婦がこんなにたくさんいるんだ・・・
1か月後に予約が取れてだけでもラッキーだったのかな?

初診の際には、ご夫婦の保険証と最低でも2カ月分の基礎体温表をお持ちください。
予習通り基礎体温表の提出を求められました。
基礎体温は妊活の基本、通院する際には必須条件ですね。
不妊治療クリニック 初診編
ついに不妊治療専門病院デビューの日になりました。
※この記録は2014年当時のものになります。
私の通っていた病院は医師から不妊治療の詳しい説明がある為、初診のみ曜日・時間の指定がありました。
ドキドキしながら受け付けへ行くと、感じの良い受け付けの女性が2名いらっしゃいました。
受付を済ませ、問診表を書く為に待合室へ行きます。

なんだかとっても暗い雰囲気で怖いなぁ。
同じ婦人科でも普通の婦人科と違い、不妊専門の病院の待合室は仕事中の方など時間も限られている為か、殺伐としていてずっしりと重苦しい空気が流れています。
とりあえず不妊の原因を検査してもらおう!なんて軽い気持ちで行った私は完全な場違いでした。
問診表を書いて順番を待っていましたが、20分程で診察室に呼ばれました。

不妊専門の病院はとても待ち時間が長いと聞いていたけど、このクリニックは随分早く呼ばれたなぁ・・・
もちろん患者さんは沢山いらっしゃいましたが、待ち時間はとても短かったです。
私の希望する曜日と時間帯の関係から、男性の院長先生が担当になりました。(女性の医師と2人体制の病院です。)
問診
診察室に入ると、少し怖そうな先生がいらっしゃいました。
- 結婚してから今日に至るまでの経緯
- 先生から不妊の定義・不妊症についての説明
まずはこの2点の説明からでした。

不妊症とは、結婚して1年間普通の夫婦生活を送っていても妊娠しないご夫婦のことを不妊症と言います。
夫婦どちらに原因があっても、夫婦そろっての不妊症です。
原因は、検査を受けながら1つずつ探していきましょう。
口調は厳しいけれど、詳しくきちんと説明してくれる先生でした。
内診
問診が終わると、現時点で子宮に問題がないかの内診がありました。
- 子宮頸がん
- クラミジア
- 筋腫の有無
この3つは不妊治療を始める前の必須検査になります。
筋腫の有無はエコーですぐに分かりますが、子宮頸がん・クラミジアの結果は後日になります。
内診後、今後の治療方針についての説明がありました。

エコーで見る限り子宮に問題はないようですね。
子宮頸がんとクラミジアの検査結果は次回お伝えします。
まずはタイミング法とフーナー検査をしますので、次回生理開始から10日後に予約を取ってください。
以上で初診は終了しました。
初診料・検査料合わせて、お会計が2,720円でした。
不妊治療専門病院はとにかく高いと言われていますが、この病院は比較的リーズナブルな料金設定な病院です。
まとめ
本格的にクリニックに通う事を検討し始めたらまずは、
- 基礎体温の計測
- クリニックを何件かピックアップして検討してみる
病院選びが決まったら、 予約がなかなか取れないクリニックも多いので、まずはすぐに予約を取ってみましょう!
本格的な通院を始める前に2~3周期の準備期間がかかると考え、通院を考えている方は少しでも時間を無駄にしない為に早めに行動する事をおすすめします。

31歳でクリニックに通い始めましたが、すぐに行動しておけばもっと早く妊娠出来たのかなと感じました。
30歳前後で結婚した方は、まだ若いからと不妊治療を後回しにしがちですが、30歳だからこそ早く妊娠できるチャンスだと思います。
少しでも違和感を感じたら、すぐに診察してもらうと結果は変わってくるかもしれませんね。
若いから自分達に不妊治療は関係ない、そう思いがちですが、若いからこそ積極的にブライダルチェックを受けるご夫婦が増えると自分達のように苦しむ夫婦が少しでも減るのかな、と思います。
\不妊治療は関係ないと思っていても・・・/

ぜひ、検討してみてくださいね。
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