前回顕微授精の採卵での凍結胚を使いきり、不妊治療のお休み期間を少し設ける事にしました。
年齢が40歳にどんどん近付く中、早く不妊治療を再開したほうが良い事は分かっていましたが、どうしても心が追い付かずに心と体を休める為にも半年程お休み周期としました。
お休み期間ではありましたが、頭の中の不妊治療をリセットする事が出来ず他の方のブログを沢山読んでいました。
ブログを読む中でお休み期間中に自然妊娠したというブログも沢山読んだため、密かに自分も自然妊娠するんじゃないかと期待していました。
(もちろんそんな奇跡は起きませんでしたが・・・!)
不妊治療をお休みした理由
1回目の採卵で凍結卵のストックが移植4回分あり、医師からも
これだけ卵があれば、3人くらい産めるんじゃない?
と言われていたし、自分の中でも
1度目の移植で妊娠・出産しているから、2人目も1回で妊娠するよね!
卵が余るだろうから、3人くらいはがんばろうかな!
と楽観的に考えていたので、ストックの凍結卵を使いきっても妊娠出来なかった事で初めて壁にぶつかってしまい心が追い付かなくなってしまっていたのです。
1度目の移植で妊娠・出産する時点でとても幸運な事だったのですが、その幸運のせいで私には不妊治療に挑む覚悟が出来ていなかったのだと思います。
周りからも今回もすぐに妊娠出来るだろうという期待があり、その期待に答えられなかった自分への失望と、他の不妊原因があるのではないかという不安でとても怖かったこともあったと思います。
不妊治療のお休み周期の妊娠
不妊治療って、辞めたときやお休みしてる時に妊娠するってよく言うよね!
この言葉、不妊治療中ってよく言われませんか?
私も今回のお休み期間の間に自然妊娠するんじゃないか、ととても期待していました。
でも、これってあくまできちんと夫婦生活のある夫婦の間での話なんですよね。
私達夫婦の間で妊活が始まってからというもの、一度たりとも自然な夫婦関係なんてありませんでした。
もちろんこのお休み期間にもありませんでした。
男性不妊が原因でこんなに辛い治療をしているのに、どうして少しでも自然妊娠出来る努力をしてくれないんだろうととても悩みました。
性欲で言っていると思われたくなくて、自分から誘う事も出来ずただただ半年間のお休み期間は終わりました。
夫からすれば、
自分は妊娠させられないのに、セックスする事が嫌になった。
別に女と見れないとかそういう理由ではないよ。
と言っていましたが、私の立場からすればとても辛い言葉でした。
しかし、お休み期間を半年で辞めたのはこうした言葉から自然妊娠は望めないという事がはっきりしたという部分もありました。
不妊治療を再開した理由
半年後不妊治療を再開しましたが、その理由は
- 夫とのセックスレスで自然妊娠は望めない
- 子供の年の差を3歳以上開けたくなかったから
- 自分の年齢が35歳を超えると更に妊娠し辛くなるから
この3点から再開を決めました。
不妊治療のお休み期間での妊娠を期待していた私でしたが、妊娠は叶わず半年での治療再開となりましたがこの後の治療の経過を考えると半年で決断して本当に良かったと思いました。
まとめ
不妊治療のお休み期間を設けると、
- 治療によるストレスがない
- 治療費が掛らないので金銭的に余裕が出来る
- 投薬・注射がないので体への負担がない
というメリットがあり、治療で金銭的に困窮している場合等はまた貯わえておく期間が出来、次の治療に回す事が出来ます。
しかし、
- お休み期間での自然妊娠は健全な夫婦関係がないと成り立たない
- お休み期間でも治療のことは完全には忘れられない
- お休みしている間に自分の年齢が上がる
というデメリットもあり、結局早期に治療再開する事に私はなりました。
辛い不妊治療ですので、誰しもお休み期間を設けたくなりますし、お休み期間があるからこそ心も体も保っていけると思います。
無理して治療し続けて心も体も壊してしまわないように、適度にお休み期間を作りながら治療を続けていけるのが理想ですね。