デキ婚や結婚してすぐに一人目を妊娠した人にとって、二人目不妊はまさに青天の霹靂ですよね。
一人目の育児に追われていたり、バリキャリのワーママ等は気付くタイミングも難しかったりします。
妊娠率は35歳から更に減少していき、一人目不妊よりタイムリミットまで時間が限られています。
二人目不妊は近年増加傾向にあり、一人っ子や年の差の離れたきょうだい児のいる子もとても多いですよね。
周りのママ友はどんどん二人目を妊娠していくのに、自分だけがいつまでも一人っ子となると次第にママ友とも会いたくなくなってしまうもの。
一人目を自然妊娠していれば、まさか自分が不妊だなんて思いもしませんよね。
そんな2人目不妊、いつから病院にいったらいいのかまとめました。
二人目不妊治療の通院記録はこちらから!
二人目不妊の定義とは
私は一人目も不妊治療の顕微授精で授かりましたが、原因は男性不妊だった事と一回目の胚移植で妊娠した事もあり、自分は不妊ではないと思っていました。
もちろん二人目も顕微授精でないと妊娠出来ない事は分かっていたので、最初から病院には通っていましたが、すぐに妊娠出来ると思っていました。
二人目不妊とは、二人目の妊娠を希望し始めてから避妊をせずに約1年間の性行為があるにも関わらず妊娠に至らない場合のことを指します。
一人目は自然妊娠した場合でも、一人目の妊娠・出産時とは体の状態(子宮環境)や生活環境が異なることもあり、すんなりと妊娠できない可能性があります。
また一人目で不妊治療を経験している場合、またあの辛い治療が始まると躊躇してしまい、治療開始が遅れる事もあるかもしれません。
上の子を育てながらの不妊治療は子育てや仕事と治療の両立が難しく、経済的な負担や二人目妊娠へのプレッシャーを感じてしまうことも二人目不妊につながると言われています。
二人目不妊の病院へ行くタイミング
一人目の出産後、二人目を考え始めてから約1年以上経っても妊娠をしなければ病院を受診した方がよいと思います。
授乳していると不妊治療を行うことができないため、二人目を不妊治療でしか授かれない場合は早めに断乳を計画しておくと良いと思います。
二人目不妊治療のクリニックからの条件はこちらから!
一人目不妊の場合と異なり、育児や仕事をしながらの通院が必要となるため効率的に治療を進められるよう早めにステップアップを検討することもあります。
しかし、一人目がいるがゆえに体外受精や顕微授精のように費用がかかり、通院回数の多い治療はより困難になります。
体外・顕微授精の費用・スケジュールはこちらで確認してみてくださいね!
35歳以上の人は早めの受診を!
不妊治療のクリニックへ行くと35歳未満の方はとても少なく、医師からも
あなたは若いから
という言葉をよく言われました。
様々な機関からも35歳以上は早めに受診をと勧められていますが、実際に年齢とともにどんどん妊娠し辛くなってきていると感じました。
33歳の時に二人目不妊の治療を再開しましたが、すぐに妊娠できると思っていたのに全然妊娠できず、治療が長引くにつれ31歳の頃には感じなかった薬での副作用もとても感じるようになっていました。
「35歳以上は早めに受診を」の意味は、単に妊娠率が下がるという問題だけでなく、治療の負担に体がついていけなくなるので早めに受診したほうが良いという意味合いも含まれているのではないかと思います。
高度生殖医療に挑戦する事になると、とても多くの注射や薬を使用します。
安全性は確認されている薬ではありますが、本来使用しなくて良い薬を使用するのでやはり体への負担はとても大きいと思います。
まとめ
一人目を自然妊娠している人にとっては、不妊という言葉自体受け入れがたいものかもしれません。
しかし、年齢が上がると妊娠し辛くなる事は間違いないと思います。
- 二人目が欲しいと思ってから1年以上妊娠していない方
- 年齢が35歳以上の方
当てはまる方は、一度病院を受診してみて検査をしてみてはいかがでしょうか?
不妊専門の病院が敷居が高い、と感じる方は近くの婦人科・産婦人科でも簡単な検査はやって頂けると思います。
※不妊専門のクリニックは「専門」というだけあって、不妊に特化した検査をしてもらえますので原因がより早く判明すると思いますよ!
不妊専門のクリニックは予約を取るだけでも、2~3カ月待ちという事もよくあります。
少しでも時間を無駄にしたくない方は、予約だけでもしておいても良いと思います。