二人目不妊は贅沢?

2人目不妊贅沢
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二人目不妊は、一人目の不妊治療を経験した方からすると「羨ましい悩み」「贅沢な悩み」と受け取られがちです。

「二人目不妊なんてうざい」
「一人目の不妊治療と一緒にしないで」
「子連れで病院に来ないで」

そんな声を聞いたことがある、あるいは心の中でそう思ってしまった経験がある方も多いかもしれません。

私自身も、はじめての不妊治療をしていたときには、
「一人でも子どもがいるのと、全くいないのとでは全然違う」
「二人目不妊と一緒にしないでほしい」
と強く感じていました。

確かに、精神的な辛さという意味では、一人目の不妊治療の方が孤独で不安が大きかったように思います。

でも、実際に自分が「二人目不妊」になってみると、そこにはまた別の苦しさがありました。

子どもがいるからこそ、周囲からは
「もう一人いるんだからいいじゃない」
「贅沢な悩みだね」
と、心ない言葉をかけられることも少なくありません。

さらに、一人目の子どもを通じて、妊婦さんや赤ちゃんに接する機会が増えるてしまいます。

そのため、気持ちを整理する時間すら与えられず、傷つく場面に日々直面することもあります。

こんな方におすすめ
  • 二人目不妊に悩んでいる方
  • 周囲に二人目不妊で苦しんでいる人がいる方

二人目不妊は「贅沢な悩み」ではありません。悩みのかたちが違うだけで、どちらも深く苦しいものです。

この記事が少しでも、当事者の気持ちに寄り添うきっかけになりますように。

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二人目不妊の辛いところ

不妊症だと気付かれず配慮してもらえない

一人目の子供がいると不妊症だと思われる事はほとんどありません。

それゆえに、周りも遠慮がなく容赦ない言葉が刺さります。

一人目の保育園の先生から

二人目はまだですか~?

と何度も聞かれたり、知らない人から子供に対して

早くきょうだいが欲しいよね~?

と言われたり。

また、周囲の妊娠報告も包み隠さず言われます。

今不妊治療中だから聞きたくないなぁ。
本当は焦ってるんだけどなぁ。

そんな事をいつも思っていました。

んな事がほぼ毎日のように誰かから言われると、さすがに傷つきます。

一人っ子はかわいそう!と言われる

こちらも街中で知らないおじさん、おばさんからよく言われます。

何人目のお子さん?

一人目です。

一人じゃ寂しいよね!

一人っ子はかわいそうだから早く二人目つくらないと!

病院・スーパー・時には道端でさえ、何度となくこの会話はされました。

親世代の方達には不妊治療なんて無縁です。

なぜ産まないのか疑問に思って聞くだけなのだ、と理解はしていますがとても傷つきます。

同じ不妊治療中の人から贅沢と言われる

冒頭でも紹介しましたが、一人目の不妊治療中の人から、

二人目不妊なんて贅沢でうざい!

と同じ不妊治療をしている人からも煙たがられる事があります。

もちろん私も一人目不妊の時に同じ事を思っていました。

なので気持ちはよくわかりますが、言われると辛い言葉でした。

妊婦や赤ちゃんと距離をおけない

一人目の子供が支援センターに行き始めたり、保育園・幼稚園に通い始めると、ママ友付き合いが始まります。

子供が2歳頃になると一気に周りが二人目を妊娠し始めます。

もちろん自分も不妊治療を開始しますが、元々不妊体質なのに二人目を簡単に授かれる訳がありません。

あっという間に妊娠していないのは自分だけになります。

早い人は年子、遅くても大抵3歳差までに皆妊娠していくのです。

さすがに3歳以上あくと「あれ、もしかして不妊なのかしら?」と周りも気付き始め「二人目まだ?」攻撃は一気になくなりました!

そして、出産後は皆幸せそうに赤ちゃんを連れています。

自分の治療が上手くいっていなくても、リセットした直後であっても、

赤ちゃんかわいいね~!!

と、何事も無かったかのように接さなければならないのです。

一人目の不妊治療中は、妊娠中の人や赤ちゃんが生まれたばかりの人に会わないという選択が出来ます。

しかし、上の子供の付き合いがある2人目以降は絶対に避けられないのは本当に辛いです。

一人目と年齢差が出来ると焦る

子供が欲しいと思っている方は、大抵複数人子供が欲しいと思っている方が多いのではないでしょうか?

大抵2~3歳差くらいをかんがえていると思います。

しかし、そんなに計画通りにいくのは不妊とは無関係の方たちだけです。

自分の理想の年齢差の第二子を妊娠出来ないと、次第にとても焦ってきます。

2歳差で欲しかったのに全然出来ない・・・。
まさか他の不妊原因が出来ているのかも・・・?

実際私も2歳差で第二子を望んでいましたが全然出来ず、結局4歳差までずれ込んでしまいました。

自分の年齢もどんどん上がり、更に妊娠し辛くなっている事に気づきとても気持ちが焦りました。

まとめ

不妊治療は何人目であっても辛いものです。

二人目不妊だと、

  • 不妊だ気付かれず周りに配慮してもらない。
  • 妊婦さんや赤ちゃんとの接触が避けられない。
  • 治療が長引くと焦る。

一人目の治療中とは異なる悩みが出てきます。

しかし、一人目不妊・二人目不妊両方経験した者としてやはり一人目不妊のほうが先が見えず、支えてくれる一人目の子供もいなく不安と孤独が大きいと思います。

同じ経験をしている者として、やはり子連れでのクリニックの診察は避けるべきだと思います。

一人目で不妊治療を経験していない人からすれば、

子供が欲しくて治療するのに、どうして子連れがいけないの?

と思われるかもしれませんが、先の見えない治療をしていると自分が本来欲しいはずのものでさえ見るのが辛くなる事があります。

どうかその気持ちを汲んで、皆が気持ちよく通院出来る最低限のマナーは守るべきだと私は思います。

私のプロフィールや、不妊治療を始めた経緯はこちらの記事で具体的にお話しています。

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