顕微授精で障害の確率が上がるのか?

顕微授精の障害
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不妊治療で顕微授精や体外受精に挑戦している方は、妊娠・出産を望んで治療に挑戦されていると思います。

しかし顕微授精は、本来ならば自然に出会う可能性の無かった精子と卵子を、高度生殖医療の手を借りて人工的に出会わせて妊娠に至ります

「このような不自然な事をして、本当に大丈夫なんだろうか?」

私は何度も思いました。

結果的に、何の問題もなく妊娠・出産を迎える事が出来ましたが、不安でいっぱいでした。

クリニックで説明された、顕微授精を受ける際のリスクの説明等をまとめておこうと思います。

私が不妊治療していた時の記録であり、決して、障害児を妊娠出産する事を否定している訳ではありません。

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体外受精・顕微授精で障害児の確率は上がるのか?

体外受精・顕微授精を受ける際に、クリニックで個別説明会がありました。

医師
医師

顕微授精で妊娠した場合、先天性の障害が出る可能性が自然妊娠の場合より、ほんのわずかだけ高くなります。

“先天性の障害が出る可能性が、自然妊娠よりわずかに高くなる”

それははっきりと医師から言われました。

そもそも人工的な方法で、高額な治療費を払ってまで妊娠しようとしているのに、障害児が出来た時の心配をするなんておかしいと言われてしまうかもしれません。

実際に障害のあるお子さまを育てている方からすれば、とても不愉快な意見だと思います。

しかし、高額な治療費を払ってまで不妊治療している私達だからこそ、悩んでしまうものだと思います。

可能性があると分かったうえで、それでも妊娠を望むのか。それとも望まないのか。選択出来るからこそ私もとても悩みました。

なぜ顕微授精だと障害児の確率が上がるのか?

体外受精(ふりかけ法)では、自然妊娠・分娩した赤ちゃんと先天性リスクにそれほどの差はないそうです。

対して、顕微授精での先天性異常のリスクは自然妊娠児に比べ、高いことが分かっています。

これは、自然に近い体外受精(ふりかけ法)で妊娠できないような状態、自然妊娠の環境であれば自然淘汰されるようなケースであっても、顕微授精という現代の最先端医療を用いる事で、妊娠させられるようになったことも大きく関与していると考えられます。

家系に障害のある方が多い、とかではない場合はそんなに気にしなくても大丈夫です。

医師からはそう説明されたので、家系での遺伝の影響も大きいようでした。

男性不妊は遺伝する可能性がある

しかし、男性不妊の場合は別問題です。

医師
医師

男性不妊の場合は、産まれた子供が男児だった場合は父親の男性不妊が遺伝する可能性があります。

私達夫婦は、男性不妊での顕微授精の挑戦だった為、この問題はとても大きく残っています。

将来、自分達の子供に同じリスクを背負わせてしまう可能性があるからです。

同じリスクを背負わせる可能性がある以上、然るべきタイミングで、然るべき話をきちんとする覚悟をしておかなくてはなりません。

まとめ

このように顕微授精のリスクを知ってしまうと、妊娠してからも出産するまでは不安でいっぱいになります。

私がクリニックで医師から説明された内容によると、

  • 体外受精だと自然妊娠と差はないが、顕微授精だと僅かに先天性の障害が出る可能性が上がる。
  • 男性不妊は、父親から男児に遺伝する可能性がある。

という事がわかっています。

私達夫婦は顕微授精で2児を授かりましたが、今のところ何の障害もなく健康そのものに育っています。

リスクを懸念して治療を断念しなくて、本当に良かったと思っています。

しかし、実際に先天性の障害が出る可能性もあります。
その場合はどのように育てていくのか、育てていく覚悟があるのか、迷いのある方は治療の前に十分にご夫婦で話し合っておくべきだと思います。

私のプロフィールや、不妊治療を始めた経緯はこちらの記事で具体的にお話しています。

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