基礎体温を測り始めて、高温期と低温期が区別がつかなかったり、ガタガタだったりすると、不妊や黄体機能不全の可能性が心配になりますよね。
私も基礎体温はガタガタでしたが、無事妊娠・出産しているので、基礎体温がガタガタだというだけで妊娠出来ない訳ではないと思います。
しかし、基礎体温がガタガタだと生理周期や排卵日の特定が難しく、せっかく苦労して計測していても妊活に活用出来ません。
どれくらいのガタガタなら妊娠出来るのか、原因も含めて実際の基礎体温グラフで検証してみようと思います。
妊娠した時の基礎体温グラフはこちらから見れます。
ガタガタで低い基礎体温グラフ
私は不妊治療を合計6年していましたが、まず最初に始めたのは基礎体温の計測でした。
初めて計測してみると、低温期の途中に突然体温が上がったり、高温期の途中に突然体温が下がったり、低温期と高温期の区別がつかなかったりと、せっかく計測した基礎体温グラフを妊活に活用できずにいました。
これが実際の基礎体温グラフですが、全体的に低く生理周期の割に高温期が短いと感じていました。
これは後に不妊治療を始めて医師から、
排卵日が17日目~19日目と普通の人より遅い為、低温期が長く高温期が短く感じるだけです。
と診断されました。
高温期に突然体温が下がる
基礎体温も、ざっくりと低温期と高温期にわかれていれば問題ないと言われましたが、高温期に突然低くなる日がある事はとても気になりました。
基礎体温はあてにならないから、気にする事はないよ。
と言われていましたが、私は甲状腺機能低下症でホルモンの数値が安定していない事がある為、関係していたのかもしれません。
高すぎる基礎体温の日がある原因
こちらは別の周期の基礎体温グラフですが、低温期に体温が高い日がある事も疑問でした。
低温期なのに、高温期と同じくらい体温が高い日があります。
この原因は、飲酒した事が影響していたようです。
少量の飲酒であれば問題ないようですが、過度の飲酒は基礎体温が極端に上がるようです。
正しく基礎体温を測りたい方は、飲酒は量を控えたほうがよいかもしれません。
基礎体温がガタガタだと排卵日がわからない
このように、低温期と高温期の区別がつきにくく、いつ排卵しているのかもわかり辛い基礎体温グラフだと、せっかく毎朝苦労して検温しても妊活に活用する事ができません。
私は不妊治療を始めて、クリニックの超音波検査で排卵日の特定をするようになって、ようやく自分の排卵日が通常の周期より遅いという事がわかりました。
【体験談】基礎体温がガタガタでも妊娠出来た
実際の私の基礎体温は、ご紹介したとおり高温期と低温期の区別が付き辛く、ガタガタである事が分かって頂けたと思います。
私は不妊治療で妊娠・出産した為、妊娠した周期は黄体ホルモン補充の注射をしていた為、もう少し安定した体温でしたが、本来はガタガタの基礎体温でしたが、実際に妊娠・出産出来ています。
妊娠した時の基礎体温グラフはこちらから見れます。
医師にも指摘された通り、あくまで基礎体温は目安であり、ガタガタだからと妊娠できない訳ではないようです。
しかし、あまりにもひどい場合はなにかしらの異常があるのかもしれませんので、クリニックでご相談されたほうが良いかもしれません。
まとめ
基礎体温は、一番手軽に始められる妊活です。
しかし毎朝の計測は面倒くさいし、少しの変化に気持ちが左右されやすいので、本格的に不妊治療を始めるまでは妊活の目安程度に考えておいたほうが良いと思います。
高温期と低温期の区別がつかないくらいガタガタであっても、妊娠・出産出来る事もありますので、すぐに不妊だと思う必要はないと思います。
自分の体の状態や生理周期を知る事は出来ますので、何周期か測って記録しておくとよいかもしれませんね。