体験談|基礎体温の「二段上がり」は妊娠のサイン?私の実際の記録を公開

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「もしかして妊娠?」そのサイン、基礎体温に出ているかもしれません。

私が妊娠した時は、明らかな基礎体温の二段階上がりがありました。

「二段階上がりがあると妊娠の可能性が高い」
「着床の時に体温が一度下がる」
「妊娠していると高温期がいつもより高く続く」

…そんな超妊娠初期症状の情報をネットでよく見かけるけれど、本当にそうなの?と思ったことはありませんか?

今回は、私が実際に妊娠した周期と、妊娠しなかった周期の【基礎体温表を比較】しながら、本当に「二段階上がり」や「高めの高温期」が妊娠のサインだったのか?を徹底検証しました。

排卵日は不妊治療専門クリニックの超音波検査でしっかり特定済み。だからこそ見えた“違い”があります。

妊活中のあなたのヒントになれば嬉しいです。

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【検証】妊娠した時しなかった時の基礎体温

妊娠しなかった時の基礎体温例

妊娠していない時は生理予定日頃、基礎体温が高温期から一気に低温期へと下降します。

これは生理が始まると、体温を上げる黄体ホルモンの分泌が急激に減少するためです。

それでは早速実際の基礎体温表を見て検証していましょう!まずは妊娠しなかった時の基礎体温です。

【検証1】

排卵後36.6℃~36.9℃まで上がっていますが、それ以上は上がらず高温期10日目には体温が下がり始めています。

【検証2】

こちらの周期では36.3℃~36.8℃と更に低い数値で推移し、高温期12日目で体温が下がり始めています。

いずれも不妊治療で胚移植をしている周期で、ホルモン補充をしている周期にも関わらず、基礎体温はあまり上がっていません。

妊娠した時の基礎体温例

妊娠している時は生理予定日になっても、基礎体温は下がりません。

妊娠すると黄体ホルモンの分泌量が増加する為、基礎体温が高温期のまま継続されるためです。

さっそく、実際の基礎体温表を見てみましょう!

【検証3】

高温期7日目以降は36.8℃以上をキープし続けています。

私は通常周期の高温期に37℃を超えることはあまりありませんが、妊娠している時は37℃を超えている事もあります。

【検証4】

2回目の妊娠時も、高温期4日目以降36.8℃以上をキープしています。

この時も37℃を超える事が多かったです。

妊娠している時は高温期36.8℃以上をキープ。さらに37℃以上になることも多い事がわかります。

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基礎体温の二段上がりは高温期何日目から?

実際、私の妊娠時は高温期7日目頃から二段上がりしていました。

妊娠時は通常時より高温期が高いといわれますが、二段階上がりしているから全体的に高温期がいつもより高いと言ったほうが正しいと思います。(二段上がりに関しては後述しています。)

【検証】妊娠時の高温期二段上がり

実際の基礎体温表で、妊娠している時としていない時を比較して検証していきます。

の線が妊娠している時、の線が妊娠していない時の基礎体温です。

妊娠している時は高温期の7日目あたりから、更に体温が上がる二段階上がりをしています。

一方妊娠していない時は、高温期5日目あたりから少しずつ体温が下がっていっています。

実は、このグラフを自分で作るまで二段上がりしている事に気付かなかったのですが、実際に比較してみると実は二段上がりしている事がわかりました。

このように基礎体温表を比較してみると、高温期5日目頃から体温の上昇に差がある事がわかります。※個人差がありますので、上昇しないからといって妊娠していないわけではありません。

超妊娠初期症状「インプランテーションディップ」はあった?

妊娠超初期のサインとされる「インプランテーションディップ」ですが、私の場合は見られませんでした。

インプランテーションディップ(implantation dip)とは、排卵後に始まる高温期の途中で、一時的に基礎体温が下がる現象のこと。

海外では妊娠の兆候として広く知られており、「implantation=着床」「dip=一時的な下降」という意味を持ちます。

着床のタイミングで体温が下がることがあるとされていますが、私自身はそのような変化を感じることはありませんでした。

基礎体温「福さん式二段階上がり」はあった?

妊娠中の基礎体温について振り返ると、私の場合は「二段階上がり」が見られました。

この現象は、元助産師の福さんが2002~2007年頃に自身の日記で紹介していたことから「福さん式」とも呼ばれています。

福さん式によると、排卵後はまず4日ほど高温期が横ばいに続き、その後5日目あたりでさらに体温が一段階上昇。その後は小刻みに上下を繰り返しながら高温期が持続するパターンを「妊娠二段上がり」として紹介しています。

ただし、この二段上がりは医学的に証明されたものではなく、体温が二段上がりしなかったからといって妊娠していない、ということにはなりません。

高温期は5~7日目頃からいつもより高い?

私の場合妊娠時は高温期はいつもより高く、高温期5日目頃から下がる場合は妊娠していませんでした。

症状の具体例として、

  • 妊娠すると二段上がりする
  • 二段上がりするため高温期が高い
  • 高温期7日目頃からじわじわ上昇

といった傾向が妊娠時はありました。

高温期が5~7日目以降もじわじわと上昇するようでしたら、妊娠の可能性も視野に入れておくと良いでしょう。

基礎体温は低いままでも妊娠できる

実は、基礎体温が全体的に低めでも妊娠は十分に可能です。

多くの情報サイトでは、低温期は約36.5℃、高温期は約37℃が目安とされていますが、私の場合は低温期が36.2℃、高温期が36.8℃ほどでした。

このように「一般的な数値」はあくまで目安であり、個人差があります。

体温が低いからといって心配しすぎず、自分のリズムを大切に観察していきましょう。

▼低い基礎体温が気になる方はこの記事を確認!

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まとめ

妊娠している時としていない時の基礎体温は、高温期5日目頃から差が出ることがあります。

個人差はありますが私の場合は、

  • 妊娠していない時は高温期10日目頃から基礎体温が下がり始める
  • 妊娠している時は通常より基礎体温が高い
  • 妊娠している時は基礎体温が二段階上がりする事がある
  • 超妊娠初期症状であるインプランテーションディップは必ずしも起こらない

という事が基礎体温を比較した結果わかりました。

超妊娠初期症状のある方は高温期5日目あたりから注意して基礎体温をみていれば、いつもとは違った変化に気づくかもしれませんね。

この記事が、基礎体温で妊娠しているかどうかを知りたい方のお力になれれば幸いです。

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私のプロフィールや、不妊治療を始めた経緯はこちらの記事で具体的にお話しています。

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