ブログ・グレード3BCや初期胚盤胞でも妊娠できた!

胚盤胞グレード悪い
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「胚盤胞のグレードや評価が低くても妊娠出来るの?」
「体外受精5日目3BCで妊娠・出産出来る?」

不妊治療クリニックで体外受精・顕微授精で採卵した人は、移植のグレードや評価が気になりますよね。

胚盤胞のグレードは妊娠率や着床率に大きく関係すると言われており、私も移植の後は他の不妊治療をされている方のブログを読み漁って、同じグレードの方が妊娠しているか確認していました。

私は7回の凍結胚移植をして、妊娠・出産に至った胚は5日目初期胚盤胞・グレード3BCと、全てグレードの悪い胚盤胞でした。

残り5回の移植は4BB~4BCの良好胚でしたが全て妊娠判定は陰性、4ABは妊娠しましたが7週で繋留流産しました。

そこで今回に記事では、

  • 胚盤胞のグレードや評価が低くても妊娠出来るのか?
  • 低いグレードの胚盤胞で妊娠・出産した場合、子供に影響がある?

について解説していきます!グレードの良かった時の移植も含めて解説してきますので、ぜひ最後までお読みください。

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胚のグレードが悪くても妊娠出来る?

「グレードが悪いから…」と諦めるのは、まだ早いかもしれません。

実際、私が妊娠・出産に至った胚は、いずれも一般的には“グレードが低い”とされるものでした。

そもそも胚のグレードとは、見た目の美しさや細胞の整い具合をもとにした“視覚的な評価”にすぎません。つまり、見た目が悪い=妊娠できない、というわけではないのです。

もちろん、グレードの高い胚盤胞のほうが着床率が高いという傾向はあります。たとえば、CCと評価された胚の着床率は約5%とも言われることも。

ただしこれは、あくまで統計の話。妊娠の成否には子宮の状態や移植のタイミングなど、さまざまな要因が関わってきます。

さらに重要なのは、グレードの評価基準がクリニックによって異なるという点です。あるクリニックでは「3CCは不良胚」とされても、別のクリニックでは「良好胚」と評価されることもあります。

私が通っていたクリニックでは、4CC以上が“良好胚”とされ、5AAが最高評価でしたが、私が移植したなかで最もグレードが高かったのは4BA。それでも妊娠・出産に至ることができたのです。

結論として、胚のグレードはあくまで“ひとつの目安”であり、それがすべてではありません。見た目の評価だけで妊娠の可能性を決めつけず、希望を持ち続けることが大切です。

良好胚では陰性や流産

良好胚を移植したからといって、必ずしも妊娠する訳ではありません。

私は2~6回目の胚移植は4BB~4BC等の良好胚を移植しましたが、全てかすりもしない陰性でした。実際移植した胚の画像と結果がこちらです。

2回目 5日目グレード4BB

結果 陰性

3回目 4日目初期胚

この時の移植は4日目に行った為、まだ胚盤胞になっていません。

結果 陰性

4回目 5日目グレード4BC

結果 陰性

5回目 5日目グレード4BA

結果 陽性 その後妊娠7週で繋留流産

無事妊娠しましたが、その後妊娠7週で繋留流産してしまいました。

6回目 5日目グレード4BB

結果 陰性

このように、4BB~4BCという一般的にグレードの良いと言われる胚盤胞を4回移植しましたが、陽性判定は得られず。4BAの一番グレードの高い胚盤胞でさえ、妊娠こそしましたが出産には至りませんでした。

初期胚盤胞で第1子妊娠

一番最初に胚盤胞移植をした時は、5日目の初期胚盤胞を移植して妊娠・出産に至りました。

5日目の時点で初期胚盤胞にしか成長しておらず、グレードもついていない状態でしたが、卵の成長スピードが遅いだけで生命力は強かったと考えられます。

後の妊娠期間中・出産も何の問題もなく、現在も障害等もなく成長しています。

この事から、成長スピードが遅くグレードもついていない初期胚盤胞でも、妊娠・出産は可能だと言えます。

胚盤胞グレード3BCで第2子妊娠

最後の7回目の移植は再凍結卵だったため、元のグレード4BBから3BCにダウングレードしてからの移植になりました。

再凍結前 5日目グレード4BB

再解凍後 5日目グレード3BC

移植の当日、グレードは3BCまでダウングレードしていました。

6回目の移植の際に凍結卵を2個融解。どちらも良好胚だった為1つを移植、もう1つを再凍結しました。6回目の移植は陰性だった為、再び再凍結卵を融解。その為グレード3BCまで評価が下がる結果になったのです。

本来は廃棄するレベルのグレードとの事でしたが、最後の1個だった為移植が決定。当初担当医からは再凍結のダメージは無い、と説明されていましたが、胚培養師からはダメージは有るとの見解で患者の立場としては再凍結自体迷いがありました。

移植前の胚を見た時はとても妊娠出来るとは思えず絶望しました。それでも妊娠・出産に至り、現在も障害もなく成長しています。この事から、胚のグレードより卵の生命力が妊娠・出産の鍵を握っているのだと確信しました。

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まとめ

胚移植をする際胚のグレード評価はとても気になりますが、私は評価の良い胚盤胞では妊娠せず、評価の悪い胚盤胞の時だけ妊娠・出産する事が出来ました。

私のような例は極端だとは思いますが、決して胚のグレード評価が悪いからといって妊娠しないわけではないと思います。

グレードの悪い胚は染色体異常が多い為処分されてしまう事もありますが、今のところ何の問題もなく子供達は成長しています。

胚のグレードを気にして落胆している方がいたら、私のようなパターンもある為、希望はあると思います!

グレードの悪い胚の処分をクリニック側に全て決められていましたが、このようなパターンもあると考えると、処分の選択肢は患者さん自身にしても良いのではないか、とも思いました。

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